アマトリチャーナ

イタリアンで人気のアマトリチャーナはどんな料理

アマトリチャーナとは

アマトリチャーナはイタリアのローマの北部に位置するラツィオ州にある町の名前で、簡単にいうとアマトリーチェ風の料理といった意味合いです。
トマト風味のパスタ料理で地域特産のパンチェッタという豚肉で作られた生ベーコンと、羊の乳から作られたペコリーノチーズが使われます。
主な素材はトマト、玉ねぎ、パンチェッタとペコリーノチーズだけという、シンプルで素朴なパスタです。


パンチェッタは日本で流通しているベーコンと異なり、燻製していない生のものですが、日本では手に入りにくいため、家庭で作るのであれば普通のベーコンや比較的手に入りやすい生ハムなどを使って、火を入れ過ぎないように注意して代用することができます。
イタリアンのお店ではパンチェッタを手作りしている、こだわりのお店もあります。

作り方

アマトリチャーナがどのように作られるかというと、一般的な基本の作り方として、オリーブオイルを熱して小さく切ったパンチェッタと玉ねぎをじっくり炒め、鷹の爪を加え、トマトとスパイスを加えて煮込みます。
スパゲティを茹でて、煮込んだ鍋にスパゲティ、ペコリーノチーズの順に加えて煮絡めて完成です。
お店によって作り方や入れる材料は多少異なりますが、およそこのようなイメージで作られ、トマトソースがとろりと絡んだ見た目はシンプルなパスタ料理が出来上がります。

パンチェッタやペコリーノチーズについて

アマトリチャーナの町があるラツィオ州やさらに北に位置するウンブリア州は牛の放牧が難しいアペニン山脈という山間に位置します。
そのため、 豚や羊が飼育されており、牛肉や牛乳から作ったチーズの代わりに、豚から作ったパンチェッタや羊乳から作られたペコリーノチーズが地域の食材として重視されており、この2つを組み合わせて作られたパスタ料理です。
ペコリーノチーズはイタリア最古のチーズとも言われ、2000年以上前のローマ帝国の時代から食されてきた歴史があります。
保存性を高めるために塩分が強めなため、そのまま食べるには塩気が強く、調味料として使われることが一般的です。
羊の乳特有の甘い香りがして、白っぽい色でかなり硬質なハードタイプのチーズなので、すりおろしたり、細かく刻んでパスタ料理などに使われています。
つまり、アマトリチャーナは町の名前でもあり、その町やエリア特有の環境から生まれた食材を使った伝統的な料理と言えます。
アマトリチャーナを味わいたいなら、本場イタリアに修行に行った経験のあるシェフがいるお店ならメニューにラインナップされている可能性が高いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です